無職になってよかったと思えた4つの過ごし方

 
「無職になっても大丈夫なの…?」

私も数ヶ月前まではごく平凡な会社員として働いていましたが、

退職すると決めた時、「無職になっても大丈夫なのか…」という不安でいっぱいでした。
しかし、実際に無職になってみて自分の人生を見つめ直す大きな機会となりました。

この記事では、私が新卒から6年勤続した会社をやめた経験談を交え、
「無職になってよかった」と感じたことと、実際にやってよかった無職期間の過ごし方を紹介します。

退職するか悩んでいたり、不安な無職の日々を過ごしている方に少しでもこの記事が参考になれば幸いです!

こんな人におすすめ
・無職になり不安な毎日を過ごしている…
・これから無職になる予定で不安になっている
・無職になってもいいから仕事をやめたい…

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【経験談】新卒から6年働いた会社をやめて無職になった話

人生ではじめての「無職」という経験の中で、不安や苦労をしたこともありましたが結果として「無職になってよかった」と感じています。

順当に義務教育卒⇨大学卒⇨新卒採用で勤続 していた私にとって「辞めて無職になる」という決断は大きな決断でした。

しかし、実際にこの決断をしてみて、これまで流れるままに生きていたことに気づき、
「自分の人生を見つめ直す」大きなきっかけになりました。
 

もちろん毎日不安なことや苦労もあります。
ですが、無職になり「やりたい!」と思っていたWebデザインの仕事に近づいています。

ここからは、具体的に「働きながら」では考えることのできなかった「無職になってよかった」と感じたことを紹介します。
 
もう既に無職になっていて、「無職になって良かったと思う」過ごし方を知りたい!という方はこちらまでスキップしも大丈夫です。

 

毎日辞めたい…と思って仕事をしている悩みがある方はこちらの記事もご参考ください☺︎↓

無職になってよかった4つのこと

心の余裕ができた

睡眠時間や1人の時間をつくることができ、体調も気持ちの面でも健康的になります。

休日でも「会社のこと」「お客さんのこと」「明日の打ち合わせのこと」など考えてしまいませんか?
 
そんなプレッシャーがなくなります。
そうすると、安心してしっかりと睡眠で体を休めることができました。

 
しかし、仕事をしていた時や無職になってすぐはこの余裕がなかった状態に気づきませんでした。
そして元気になった頃やっと、仕事をしていた時の余裕のなさや体調の悪さに気づきました。

もちろん、休日や年末年始の長期休暇で心をリセットできればいいのですが、
それができなかったので、無職になって一度心をリセットすることができて良かった…と感じました。

自分のことを見つめ直す時間ができた

会社での拘束時間や移動時間が物理的に減り「自由な時間」ができます。
その時間を「自分のことを見つめ直す時間」にできたことが良かったと感じます。

あー

私の場合は、1日あたり勤務8時間+通勤3時間=11時間

+自宅で会社のことを考えるもやもや時間 が、「自由な時間」になりました。

 
働いていると、休みの日も週明けの会議やお客様のことを考えたり、休息をとったりすることで時間が過ぎてしまいませんか?

私もそんな休日を過ごしてしまい、仕事をしながら「自分のことを考える時間」をほとんど作ることはできませんでした。
だからこそ仕事を辞め、「次の仕事に向け自分を見つめ直す準備期間」として過ごせる無職を選択して良かったと思います。
  

私の場合は、この自由な時間を下のように使っていました。

心身を休める⇨好きなことをする⇨不安を解消する

⇨自分のやりたいことを考えなおす・自己分析

⇨転職活動に向け足りないスキルをつける勉強をする

休んだり好きなことをしたりすることで、改めて本当にやりたいことを考え直す機会となったので、
この無職期間に好きなことややりたいことに時間を使う事も大切です◎

言い訳がなくなった

心の余裕ができることもあり、できないことに対しての言い訳がなくなりました。

「〇〇できないのは、仕事で疲れてるせい」
「転職進まないのは仕事が忙しくて時間がないから…」

実際働いていた時は本当にそう思っていました。
しかし今では、本当はできない自分に対しての言い訳だったなぁと思います。

言い訳がなくなることで「できないこと」は苦手なことだと認識もしやすくなりました。
環境や周りのせいにすることが減り、前向きな気持ちで取り組むことができます

お金に対する考え方が変わった

お金の使い方

収入が減ったことで、お金の使い方を考える機会にもなります。 

これまでは「仕事を頑張ったご褒美」のためにお金を使っていました。

しかし無職になりお金の使い方を考え直したことをきっかけに、「本当に必要か」考えることが増えました。
そして、ただ心を満たすだけのものを買うより「この経験は価値がある」と感じる物にお金を使うようになりました。

具体的に…

仕事で疲れていた時は、
・ご褒美にとにかくたくさんデザートを買って帰る!
・寝れないから漫画買って読んじゃおう…
と、とにかく満足するため衝動的に買ってしまうことが多くありました。

無職になった今では、
読んだら今の悩みが解決しそうだからこの本買おう!
と、具体的に物を買う判断が変わってきました。

税金などの管理

身の回りのお金の管理を自分でする機会が増えることで、お金の動きを意識するようになりました。

これまで会社が管理をしていた「国民年金」や「住民税」などの手続きを無職になると自分で行うことになります。
いつもお給料明細でちらっとしか見ていなかったけど、実際に支払い手続きをするとこんなに高いんだ…とびっくり。

これも仕事を続けていたままでは気づけなかったので、無職という経験を通して考え直すことができ良かったと感じます。

稼ぐことについて

会社にいると「お給料」として収入がありますが、収入がなくなったことで「自分で稼ぐ」ということを考え直す機会になりました。

毎日会社に行けば、販売するためのシステムや売り上げがあります。
自分を通じて物が売れた時、「自分の接客力で稼いだ!」と思っていました。
しかし、これは会社の力を借りていただけで「自分でお金を稼ぐ」ことはできていなかったと感じます。

このブログを運営していますが、1円も私はまだ稼げていません。(無職2ヶ月目)
会社では何十万の物を販売できたけど、自分1人では1円も稼げないんだ…と強く実感しました。

このことは働き続けていては、日々の売り上げや毎月のお給料があることで安心してしまい考えもつかなかったと感じています。
将来的に「自分の力で稼げるようになりたい!」と思っている私にとっては、今の段階で気づくことができよかったと思います。 

そこから、「Webマーケティング」を学ぶきっかけにもなりました。

無職になっても変わらなかった3つの不安

無職になってよかったと思う事もたくさんありましたが、もちろん不安や焦りも毎日ついてきました。
実際に2ヶ月無職の経験を通して感じた3つの不安を紹介します。

転職への焦りと働いていない罪悪感

無職の期間が長引くと転職しにくくなると聞いていたため、転職が決まらないまま1日1日が過ぎていくことがとても不安でした。

「納得のいく仕事につけるための準備だ…」と言い聞かせながら勉強などをして過ごしていましたが、心の奥底に「早く転職しないと」という焦りがずっとありました。

自己肯定感の低さ

仕事を辞めると自己肯定感があがる…と聞いていましたが、私の場合「自己肯定感が低い」ままでした。

町中で新卒社会人のキラキラしている人を見ると心が苦しくなりました。
自分で「無職」を選択したはずが、どこか「働いていない自分」に対してネガティブな気持ちが強くあり自己肯定感が低くなっていきました。

本当は「元気に働きたい!」と思って辞めたはずなのに、辞めたことで元気を失ってしまいました。

自己管理の大変さ

これまで会社が管理していた時間の管理も、保険料や税金などお金の管理もすべて自分でやることになります。

時間の管理

自由な時間が増えますが、その分やりたいこと・やるべきことも増えます。
うまくいかないことがあると、向き合う事も逃げる事も自分次第。
 
明日もまだ時間があると思うと、うまくいかないことから逃げて1日寝て過ごしてしまう日もありました。
うまく自己管理できない日が続くと、この先の不安な気持ちになります。

会社に所属していると「休みます」と言えず無理にでも働けたことが、
無職だと、自分しかいないので「休む」選択も簡単にできてしまいます…

お金の管理

お金の管理はやるべきことや期限が多くて整理することが大変でした。

○管理すべきものが多い(保険、年金、住民税、失業保険…)
○自分で選択しなければいけないものもある(例えば保険)
○それぞれの期日や手続き方法、手続き場所が違う
○期日を過ぎると手続きできないものもある

これまで管理してくれていた会社に感謝しました…。
転職活動とは別にこの管理をするために、いつどこに何を持って行くか考えて動くことはいい経験になりましたが、とても大変でした。

不安を「無職になってよかった」に変えた4つの過ごし方

不安をそのままにして「無職」を続けると、楽しい事も心から楽しめなくなりせっかくできた時間もうまく使うことができない状態が続きます。
 
私も無職になって半月ほどだった時、1週間程不安で夜寝れない…という日々が続きました。
せっかく改善された睡眠不足も逆戻りしてしまうくらい悩みました。 

その不安を「無職になってよかった」と解決するために、やってみてよかった4つの過ごし方を紹介します。

①読書

読書は、様々な悩みや問題を解決するための「相談相手」となります。
 
特に無職となった今、会社のように誰かに聞く事も教えてもらえる事も減ってしまいます。
そんな時、「本」が悩みを解決したり、諦めず考えたりする手助けとなりました。

読書は苦手でしたが実際に無職となり自分がどうしていいかわからなくなった時、本のおかげで解決することがたくさんありました。
ぜひ、無職となり時間ができ自分と向きあい悩んだ時こそ1冊本を読んでみることからはじめてみてください。

読書が苦手…と悩んでいる方はこちらの記事もご覧ください!

②旅行

無職になり1ヶ月に一度旅行をすることで、理想の生活を想像し前向きに活動できるようになりました。

「住みたい」と思うホテルに泊まり過ごすことで不安な気持ちからこれからの期待に変わりました。
ホテルのラウンジや部屋で読書をしたりブログを書いたりすることで、
「こんな生活ができるように頑張ろう!」というモチベーションにつながりました。

毎日自宅で勉強や転職活動に励んでいると、この生活が毎日続くのか…というぐるぐるとした不安も感じます。
ぜひ定期的にこの自分の目指したい姿を経験して、前向きな考えで過ごしてみることをおすすめします!

③ブログを書くこと

ブログを書いて良かったことは、「Webマーケティングの勉強」と「挑戦すること」ができたことです。

<Webマーケティングの勉強>
これまで働いていた会社ではWebマーケティングとは無縁の状況でした。
このWebマーケティングのスキルの勉強をすることで、また一つ「自分で稼ぐ」ことに近づいたと感じます。

<挑戦すること>
このブログを書くことで自分には何もない…と思っていた自分の経験に「価値」を作ろうとするようになりました。  

「なんのためにやったのか」「やってよかったことは何か」…など、
これまではぼんやり過ごしていたこと1つ1つに意味を考えるようになりました。
そして、失敗してもブログに使えるかもしれないからやってみよう!と、普段挑戦しないことを挑戦できました。
 
無職という「自分のために使える時間」があるうちに、いろいろな経験を前向きに取り組めるようになったことがよかったです。

ブログを通してマーケティングスキルを勉強しながら、同じ境遇で悩む人の悩みを解決できるようになれることが目標です…!

④調べてわからないことは専門の人に聞く

失業保険や保険証の切り替えなど…さまざまなわからないことはそれぞれの専門の人に聞くことで全て解決します。

はじめてでわからないことがあるのは当たり前です。
わからないまま放置していると期限が過ぎて手続きができない場合もあるので注意です。
 
私もはじめは聞くのはちょっと…と思っていましたが、
手続き場所のホームページなどを一読してわからないことは、難しく調べるより直接言って窓口で相談することで解決します。

ハローワークの申請書を悩みながら書いていた時窓口の人が優しく教えたり、
年金の手続きをどうしていいか迷っていたら丁寧に説明してくれたりしました。

わからないことを丁寧に伝えれば、優しく教えてもらえることがほとんどです。
ぜひ、どうしていいかわからない場合はわからないことをメモして窓口に相談してみてください。

各手続きで相談することができる場所

離職票:退職先の会社
保険証の切り替え・年金・住民税:住民票のある市役所や区役所
失業保険の手続き:ハローワーク
転職や職業訓練の相談:ハローワーク各窓口

まとめ:無職になってよかったと思える時間を過ごす

ということで、私が無職になってよかったと思えたことを紹介してきました。

この記事を書きながらも、今でも「不安」をたくさん感じることがあります。
しかし、その度逃げずに自分で考えたり誰かに相談したりして、毎日自分のことを見つめ直して生活を送ることができています。

毎日働いていた時では考えられませんでした。
不安を解決することは大変ですが、不安も含め「無職になってよかった」と感じます。
 

無職になると「自分のために使える時間」がある最強の状況です。
その状況は、自分のペースで立ち止まる事も進む事も自由にできます。

ぜひ、この時間に「不安な部分」も含めて自分を見つめ直して過ごしてみてください。
この記事が少しでも無職の不安を解決するきっかけになれば幸いです…!

最後まで読んでいただきありがとうございました!